呪縛の魔法少女戦士

「あとは、プリンスノア。お前は、どうする。
プリンセスを殺し逃げるか、自分が身代わりになるか、どっちがいい。」
まぁ、身代わりになったところで、プリンセスを殺すことには、変わりは無い。
「、、ノア、、くっん、、、。早く、、逃げてっく、！」
「大丈夫だ、シアン。俺は逃げない。
お前を守るためなら、俺はなんだってやる。」
「そうか、、ならばお前から始末してやる！」
「もうやめて！！！！！！！」


シアンとノアの前に咲彩が手を広げて立っていた。
「朝陽くんから、全部聞いた。
あなた達、人を殺して何がしたいの？
世の中には、心のない刃の言葉が心に突き刺さっていくのに耐え、それでも生き抜く、素晴らしい心を持った人達が沢山いる。
そんな人達の命を簡単に奪うなんて許さない！」
「ほぉ、お前さんは、確かアイドルだったわね。
そもそもお前さんにはなんの魅力も才能もない。
ただの素人がぺちゃくちゃ喋るんじゃないよ！
戦えないくせに。」
「そうだよ。
私には魅力も才能もない、、、ただの素人だよ。
それでも！私のことを大切に思ってくれる仲間がいる、、友達がいる、、家族がいる！
いくら魅力や才能があっても、信頼でき、支えてくれる仲間がいなきゃ、何も出来ないことを。
今ここで、証明してあげるわ！」