呪縛の魔法少女戦士

人の心というものは、多様な種類の思いをジュエルに見立て、それは塊のようなもので出来ている。
様々な思いの欠片が1つのジュエルなのだ。
その1つがダイヤモンドの宝石:純愛や純心の心を持つジュエル。
そしてお前は、ダイヤモンドの守護者として選ばれし者であり、次期ジュエリー・リングのクイーンとなられる者なのだ。
「え！？あたしがクイーン？」
そして、今、人々の心は負の心の占領へと向かっている。
本来なら聖なる心、ジュエリー・リングが負の心を囲い、抑えようとするのだが、負の心に闇が訪れ、より強力となり、今、その関係が崩れようとしている。
つまり人間たちの絶望が始まろうとしているのだ。
絶望が続けば、人々は破滅へと向かい、人々は二度と生きることは出来ない。
「そんな、、、私は何をすれば、」
「ダイヤモンドの心を守り、そして、次期女王として、エメラルド・クイーンと共に負の心がジュエリー・リングの外へ逃げ出さないように強いシールドを張り、負の心に打ち勝たなければ。
それしか、この危機から救われる方法はない。」
「戦わなければいけないの？
いくら争ったって、何も生まれないわよ。」
「現実はそうかもしれない。」
「へ？」
「でも、人の心は違う。
負の心と聖なる心がぶつかり合うことで、新しい思いが生まれるかもしれない。
人々はそうやって、困難を乗り越えてきた。」
「…確かにそうね。」
「何より1番怖いのは、負の心たちが、ジュエリー・リングのシールドの鍵を2つ見つけ、人々の心が闇に染められたら、取り返しがつかない。」
「じゃあ、その鍵を守ればいいのね。」
「そういうことだ。既に負の心の者たちが動き出している。闇に囚われた者を浄化し9人のジュエリー・リングの者たちを見つけ出す。それが俺たちの使命だ。」