胸が、痛くて苦しくてもキミが好き。

決戦の時


ジリジリと痛いくらいの日差しを当ててくる太陽。


「………もう7月………暑いな……」

そうして、コンビニでアイスを買いに行こうとした時。


「……おまたせ…またせた?」

あ……、祐也くん。
やっぱりこの顔。いつも皆に愛想いいのに
軽めのしかめっ面。

「ううん!待ってないよ……でもアイス買っていいかな?」

「全然大丈夫。俺も買お。」


ラムネの入っているソーダ味のアイスを買う私と、濃厚チョコのかかっているバニラアイスを買う裕也くん。

やっぱ、合わないよねー。

< 9 / 18 >

この作品をシェア

pagetop