僕等と君
開いた幕
「休憩時間だよ、ドリンク取りにおいで!」
ピーッ、と首にかけたホイッスルを鳴らし、部員の数だけのドリンクボトルの入った籠を持ってやってくるのは、俺等バスケ部のマネージャー。
久遠ひより、高校3年生。
長い髪を高い位置で1つに結って、さっさと取りに来なさい!、なんて叫んでる。
部員のそこまで多くないうちのバスケ部は、総勢で15人。
その中でもひよりと仲が良いのは、俺を含んだレギュラー5人。
「飛田!ボーっとしてないで早く取りに来る!」
「わーったよ!」
俺は飛田隼人、ひよりと同じく3年。
バスケ部のキャプテンで、ぶっちゃけると3年間あいつと同じクラス。
正直、飽きた。
ピーッ、と首にかけたホイッスルを鳴らし、部員の数だけのドリンクボトルの入った籠を持ってやってくるのは、俺等バスケ部のマネージャー。
久遠ひより、高校3年生。
長い髪を高い位置で1つに結って、さっさと取りに来なさい!、なんて叫んでる。
部員のそこまで多くないうちのバスケ部は、総勢で15人。
その中でもひよりと仲が良いのは、俺を含んだレギュラー5人。
「飛田!ボーっとしてないで早く取りに来る!」
「わーったよ!」
俺は飛田隼人、ひよりと同じく3年。
バスケ部のキャプテンで、ぶっちゃけると3年間あいつと同じクラス。
正直、飽きた。