僕等と君
「ひより先輩、お疲れ様です」



「幾もお疲れ、後半も頑張りなよ？」



「わかってますよ」





今話してるのは、レギュラーの牧田幾。



おっとりした性格で、それでもバスケの事になるとしっかりするやつ。



レギュラーの中でたった１人の２年生。





「ひよひよ、エアサロ取ってきてくんね！？」



「ひよひよ言うなバーカ！つか何、捻ったの、ほんとバカだね！」



「おまっ、バカって２回言ったな！良いから早く取ってきてくれよ！」



「ひよ、こいつアホなんやで？こないにちっさいくせにダンクしようとしたんや」



「仁ちゃんナイス情報！とりあえず動かないで待ってなさいよね」



「なになにー！せんちゃん怪我したのかー！？ばっかだなー！」





さっきからバカバカ言われてるのが、３年の彩那千里。



一番背が低いくせに、無駄にプライドだけはあるやつ。



それから、エセ関西弁が同じく３年の仁遼平。



最後に高テンションで混ざってくるのが瀬戸海晴。
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