昼休みの屋上


「俺やっぱりお前のこと好きだった。ごめん、今更こんな事言われてもあれだよな…」


『……え?』


驚きすぎて口をパクパクしながら出たのはこの1文字。

そして溢れ出てくる涙。


「無理だよな、今更。お前が目を合わせてくれなくなったりすごい避けられて好きだって気付いたんだ」


もちろん答えなんか決まってるよね。


『私…振られても諦めることなんか出来なくて。だからすごい嬉しい』


「俺と付き合ってくれますか?」


『はい!お願いします!』


昼休みの屋上。

私と彼は優しいキスをした。

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