君と、最初で最後の告白を。
これは俺と鈴花の、世界の誰より愛し合った
人生最大、最初で最後の恋の話。
END.
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ただ、貴方に愛されたかった。
好きだと言ってほしかった。
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死ぬなんて、最初は全然怖くなかった。
むしろ嬉しいくらい。
親もいない、友達もいない。
居場所もない。
生きる意味も、分からない。
そんな時出逢ったのが、金色の髪をした、君だった。
「お前の居場所は、俺のとこだ」
どうしてそんなに優しくするの……。
どうしてそんなこと言うの……。
君を好きになっちゃうよ。
だけど、私はもうすぐ死んでしまう。
嫌だっ……嫌だ嫌だ嫌だっ……。
―――一緒に、生きたいっ……。
ねぇ、私に居場所を与えてくれて、優しさでいっぱい包んでくれて、
私を好きになってくれて、ありがとう。
私の最後のお願いです。
どうか、叶えてね。
♡。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。♡
\\金髪イケメン男子//
✩.天王院 叶✩.
&
\\余命1ヶ月 超絶美少女//
٭❀*姫宮凛華٭❀*
♡。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。♡
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私は両親が亡くなってから、声が出ない。
いわゆる失声症。
だから誰かと話をする時は筆談ノートに書くの。
でも、みんな、筆談ノートに書くのが面倒くさくなって、
私が書くのを待つのが嫌になって、
離れていく。
でも...君だけは...
「お前が書くまで何時間だって待ってやる」
私から、離れていかない。
置いていかない。
「本当は聞きてぇよ...お前の声...」
私もっ...呼びたいよっ...君の名前っ...
もっと、たくさん話したいっ...
そして、伝えたい。
君への想い―――
ねぇ、君はどうして私に優しくしてくれるの―――?
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