お飾り王妃は華麗に退場いたします~クズな夫は捨てて自由になっても構いませんよね?~【極上の大逆転シリーズ】
「いいですね、じゃあ、先にパンと飲み物を三人分買ってきます。お嬢様は、場所を取っておいてください」
エリサが屋台に走り、護衛に残ったマリカとオリヴィアは広場端のベンチに三人分の席を確保する。
「クルルッ」
「あら……ついてきちゃったの?」
部屋に残してきたはずのルークの鳩が、オリヴィアの膝に舞い降りた。籠に閉じ込めていたわけではないから、脱走してきても不思議ではないのだが……。
「まるでついてきたみたいですね。お嬢様のことがそんなに好きなのかしら」
「ポポッ」
首をかしげている様子は、マリカの言葉に対して『どうでしょう?』と返しているみたいだ。目をくりくりとさせている様が愛らしくて、オリヴィアはくすくすと笑う。
侯爵との話し合いで憂鬱になった気持ちが、あっという間に吹き飛んでいくような気がした。
「お待たせしました!」
屋台でパンと飲み物を買ったエリサが戻ってくる。エリサは、オリヴィアの膝の上にいる鳩を見て目を細めた。
「あー、ついてきちゃったのか。お嬢様の膝を汚すといけないから、こっちにおいで」
エリサが屋台に走り、護衛に残ったマリカとオリヴィアは広場端のベンチに三人分の席を確保する。
「クルルッ」
「あら……ついてきちゃったの?」
部屋に残してきたはずのルークの鳩が、オリヴィアの膝に舞い降りた。籠に閉じ込めていたわけではないから、脱走してきても不思議ではないのだが……。
「まるでついてきたみたいですね。お嬢様のことがそんなに好きなのかしら」
「ポポッ」
首をかしげている様子は、マリカの言葉に対して『どうでしょう?』と返しているみたいだ。目をくりくりとさせている様が愛らしくて、オリヴィアはくすくすと笑う。
侯爵との話し合いで憂鬱になった気持ちが、あっという間に吹き飛んでいくような気がした。
「お待たせしました!」
屋台でパンと飲み物を買ったエリサが戻ってくる。エリサは、オリヴィアの膝の上にいる鳩を見て目を細めた。
「あー、ついてきちゃったのか。お嬢様の膝を汚すといけないから、こっちにおいで」