私の恋はあの文化祭から変わった

文化祭当日(2日目)

2日目はたっさんが私の実行委員を受け継いでくれた。

クラスの出し物の手伝いをしようと教室まで、行くものの

「奈々は働き過ぎ!今日は昨日結ばれた彼と回って来なさい!」
と言われた。

そしたら、教室の入り口から

「あの~。奈々さん居ますか?」

と彼が訪ねてきた。

「はい!」

と返事をすると彼はフニャッと笑った。

小走りで彼の所に行くと

「良かったら一緒に回ってくれませんか?」と。

「私でよかったらもちろん!お願いします。」

「いや、奈々さんじゃないと困るかも」
なんて笑顔で言われるから照れちゃった

後で彼に聞いたところたっさんが色々仕組んでくれたらしい

やっぱりたっさんだなー、なんて思ってしまった。

キャンプファイアではみんな火を囲んでフォークダンスを踊ってる中、私達は座って見ていることにした。

「奈々さん」

いきなり名前を呼ばれるから振り返る。
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