ファンタジー
完
野菜ばたけ/著
- 作品番号
- 1703518
- 最終更新
- 2023/08/02
- 総文字数
- 2,352
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 154
- いいね数
- 0
歌に人生を救われてきた歌い手・九重あかね(26)は、家のベッドで寝て目を覚ますと地べたに寝転がっていた。
状況がよく分からないまま、地震を怖がっている人々の心の慰みに歌を歌うと、騎士に王城まで連行され、陛下に「世渡り人は貴重な魔法を使える人材だから保護する」と言われた。
(彼らはどうやら英語を話しているらしく、聞き取れるけど喋れない)
しかし暇すぎて歌を口ずさんだら、何故か牢獄へ。出してもらえたと思ったら「歌に人の精神に作用する魔法が付与されている」と言われ、物理的に歌を封じられてしまった。
かけがえのない物を禁止され、まったく食べなくなったあかね。
城側は心配するが、あかねに悪感情を抱く宰相の部下・リュードは、仕方がなくあかねの部屋を訪れ紙が散乱する部屋に激怒。しかしそれは歌えないあかねが書いた作曲の楽譜で、紙を雑に扱った彼にあかねも怒り「ファック(くたばれ)」と言い返し、喧嘩に。
喧嘩相手を見つけたお陰か、あかねは少し元気になった。
ある日、漢文を解読したあかねは、「古語」と呼ばれているそれの解読を任される事に(質問されて、母国語に似ているから読めると答えた)。
一方リュードは喧嘩相手のあかねが、ふとした瞬間に寂しい顔をするのが気になり始めていた。
やがて魔法制御のための特注ネックレスが完成し、歌っていいという許可が出た。ため込んでいた気持ちを吐き出すように歌ったあかねに、周りは共鳴。(魔法ではなく歌そのものの力)
リュードも思わず涙して、「もっとあかねの事が知りたい」と、古代語の勉強を始めた。
ある日、あかねが攫れた。
リュードは助けにやってきたが、武闘派じゃないから一緒に捕まる。遅れて宰相が王命で騎士を連れて現れたところを救われる結果にはなったが、助けに来てくれた事にあかねはお礼を言った。
誘拐事件の犯人は、国内で孤立していた貴族だった。
裁判の場に同席する事になったあかねは、歌の魔法で口を無理やり割らせる事はしたくない(そんな事に歌を使いたくない)と、つたない英語で相手を説得し、無事に犯人の口を割らせた。
相変わらず喧嘩ばかりのリュードが、少し日本語(古代語の簡易版)を話してビックリ。
リュードは「お前は俺の言っている事が分かるのに、俺が分からないのは不公平だから」と、ツンデレを発揮した。
状況がよく分からないまま、地震を怖がっている人々の心の慰みに歌を歌うと、騎士に王城まで連行され、陛下に「世渡り人は貴重な魔法を使える人材だから保護する」と言われた。
(彼らはどうやら英語を話しているらしく、聞き取れるけど喋れない)
しかし暇すぎて歌を口ずさんだら、何故か牢獄へ。出してもらえたと思ったら「歌に人の精神に作用する魔法が付与されている」と言われ、物理的に歌を封じられてしまった。
かけがえのない物を禁止され、まったく食べなくなったあかね。
城側は心配するが、あかねに悪感情を抱く宰相の部下・リュードは、仕方がなくあかねの部屋を訪れ紙が散乱する部屋に激怒。しかしそれは歌えないあかねが書いた作曲の楽譜で、紙を雑に扱った彼にあかねも怒り「ファック(くたばれ)」と言い返し、喧嘩に。
喧嘩相手を見つけたお陰か、あかねは少し元気になった。
ある日、漢文を解読したあかねは、「古語」と呼ばれているそれの解読を任される事に(質問されて、母国語に似ているから読めると答えた)。
一方リュードは喧嘩相手のあかねが、ふとした瞬間に寂しい顔をするのが気になり始めていた。
やがて魔法制御のための特注ネックレスが完成し、歌っていいという許可が出た。ため込んでいた気持ちを吐き出すように歌ったあかねに、周りは共鳴。(魔法ではなく歌そのものの力)
リュードも思わず涙して、「もっとあかねの事が知りたい」と、古代語の勉強を始めた。
ある日、あかねが攫れた。
リュードは助けにやってきたが、武闘派じゃないから一緒に捕まる。遅れて宰相が王命で騎士を連れて現れたところを救われる結果にはなったが、助けに来てくれた事にあかねはお礼を言った。
誘拐事件の犯人は、国内で孤立していた貴族だった。
裁判の場に同席する事になったあかねは、歌の魔法で口を無理やり割らせる事はしたくない(そんな事に歌を使いたくない)と、つたない英語で相手を説得し、無事に犯人の口を割らせた。
相変わらず喧嘩ばかりのリュードが、少し日本語(古代語の簡易版)を話してビックリ。
リュードは「お前は俺の言っている事が分かるのに、俺が分からないのは不公平だから」と、ツンデレを発揮した。
- あらすじ
- 第4回ベリーズカフェファンタジー小説大賞『ファンタジープロット部門』に応募中
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