再会したクールな皮膚科ドクターは、元・売れっ娘キャバ嬢をまるごと愛で包み込む
「爆買いだな」
久しぶりの外出からなのか、少々買いすぎたような気もする。けれど、時間があるときに買い物を済ませておかないと、次はいつ時間ができるかわからない。
購入したショップ袋をぶら下げて、店内を出る。
スマホで時刻を確認すると20時半前だ。買い物をしていると、時間が過ぎるのはあっという間だ。
明日の外来とオペに備えて帰ろうかとも思ったが……久しぶりに、お酒でも口にしてみようか。思い立った俺はショップ街から少し離れた場所に集結している、飲み屋街へと足を運んだ。
それが、すべての始まり。
数多く立ち並んでいるお店の中でもひと際目立つ、キャバクラだとわかるお店ーー。
『Tiara』と掲げている看板は、夜の街にやたらと明るく見える。
人生で1度も立ち入ったことないキャバクラに、俺はなぜなのか吸い寄せられるように入ってしまった。
「いらしゃいませ」
俺が入店したと同時に、受付に立っているボーイが声を掛けてくれた。
キャバクラのシステムがよくわかっていない俺に丁寧に説明をしてくれるボーイは、お店のトップ3だと言う女性を1人ずつ紹介していく。
とはいえ、誰でもいい。
軽く飲みたいだけだし、女性との会話を楽しもうだなんてことは考えていない。
「まぁとりあえず、No.1の人で」
久しぶりの外出からなのか、少々買いすぎたような気もする。けれど、時間があるときに買い物を済ませておかないと、次はいつ時間ができるかわからない。
購入したショップ袋をぶら下げて、店内を出る。
スマホで時刻を確認すると20時半前だ。買い物をしていると、時間が過ぎるのはあっという間だ。
明日の外来とオペに備えて帰ろうかとも思ったが……久しぶりに、お酒でも口にしてみようか。思い立った俺はショップ街から少し離れた場所に集結している、飲み屋街へと足を運んだ。
それが、すべての始まり。
数多く立ち並んでいるお店の中でもひと際目立つ、キャバクラだとわかるお店ーー。
『Tiara』と掲げている看板は、夜の街にやたらと明るく見える。
人生で1度も立ち入ったことないキャバクラに、俺はなぜなのか吸い寄せられるように入ってしまった。
「いらしゃいませ」
俺が入店したと同時に、受付に立っているボーイが声を掛けてくれた。
キャバクラのシステムがよくわかっていない俺に丁寧に説明をしてくれるボーイは、お店のトップ3だと言う女性を1人ずつ紹介していく。
とはいえ、誰でもいい。
軽く飲みたいだけだし、女性との会話を楽しもうだなんてことは考えていない。
「まぁとりあえず、No.1の人で」