あの日の記憶
僕の名前は、黒木 碧斗(くろき あおと)。高校2年生だ、学校行ってない。友達もいない。そういえば昔はいたするが、、よく覚えていない。
学校に行かない理由も明確では無い。ただ、なんとなく行きたくないんだ。

僕は弱い自分でもわかってる、名前も知らない友達もそんな理由で離れたんだろうな。そんなことを考えながら深夜の冷蔵庫を漁る。
「なにもない、、」
いつもなら諦めて寝るが、今日はいつもよりお腹がすいてたのでコンビニに行くことにした。
深夜2:13のコンビニをでてそそくさと家に帰る。深夜のラーメンは格別だと言うが、本当にその通りだと思う。僕はまだ少し硬いラーメンを口に入れた。

僕は記憶喪失らしい。兄が言うにはベランダから落ちたんだとか、?まあ、何も覚えてないんだからどうだっていいんだけど。

空になったラーメンのカップを昨日食べたカップに重ねる。
「そろそろ飽きてきたな、、、」

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