光を失っていく君へ

カレカノ

OKもらえた!

紫都はかっこいいし、やさしいからモテモテだろうし、ダメかなって思ってたけどOKもらえてめちゃくちゃ嬉しい。

紫都が私の彼氏だなんて、夢みたい... 

夢オチとかじゃないよね...?

ただ、告白した後に一瞬紫都の顔が悲しそうに歪んだ。

きっと病気のことを心配してる。

紫都はメンタルも強くないし、ほんとは心配性だから。

うーん。

思えば後先考えずに告白してしまった...

まぁ、多少は考えてたけど。

私、snowdropの人と黄李乃ちゃん以外よく知らないし。

むしろ、嫌な記憶しかない...

交流会の時に、私のこと嘲笑ってたやつとか(; ・`д・´)

ま、誰になんて言われようが関係ないんだけどね

私は、紫都がいるだけで幸せだもん。




「ただいまー。」

「おかえりー。なんか嬉しそうだね、何かあった?」


さすが、お母さんだから気づくんだ。


「それが、紫都と付き合えたんだ!」

「まぁ、良かったわね。」

「お父さんがショックを受けそうねww」


そんなことないと思うけどなぁ

うーん。


「どちらかというとお兄ちゃんの方がショック受けそう。」

「確かにww」


あぁあ...

嬉しすぎる...!

あ、ていうか問題もあったんだった。


「お母さん...私...」

「え、なんかあった?」

「紫都の所属してる暴走族の人と私...全然仲良くないし、なんなら嫌われてるかも...」


ガックリ


「え~。...ま、がんばれ!」


何と無責任な...

まぁ、頑張るしかないんだけど。
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