俺がとめらんないだけ。

瑞希くんの微笑みの感想を長々と言い放った私。瑞希くんといえば、また顔を手で覆い隠している。

いやいや、あの微笑みの感想はちゃんと瑞希くんに伝わっていないとだもん......。


「……ねぇ、晴。

今のは晴のせいってことでいいよね。」


ちゅっと音をたて、私の唇へと投下されたキス。


「…………えっ!?」


「それにしてもいいか聞いてたよね。
だいじょーぶ。夢じゃないから。現実でしたいって言ってたもんね。」


「い、いや、ちょっと、心の整理が……!」


「心の整理……?晴、そんな格好してるくせに。俺の理性のストッパーとか考えてないでしょ。」


[そんな格好]に大きくビクッと反応してしまった私。そ、そういえば私今下着まる見えの.........

「ま、待って、瑞希くん見ないでっ!」

バッと布団を大慌てで被る。
こんな醜態を瑞希くんの綺麗なお目目に入れてたとは……




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