【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。
Chapter*01
4人の王子に愛されるお姫さま
「——あ……や。……あや」
どこからか、わたしの名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
心地よくて柔らかい、あたたかな声。
誰……?
「まーや」
「舞彩(まあや)。朝だよ」
「起きて〜〜」
あ……さ?
そっと目を開けると、ベッドにそってわたしを見つめる男の子4人。
「彩(あや)。おはよう」
「やっと姫が目覚めたー。おはよ」
「おはよ。舞彩」
「おはよう! 彩ねぇ!」
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