【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。


「俺たちがいるからほかの男もまともに見れないだろう。今日は彩には姫になってもらうのが俺たちからのプレゼントなんだから」

「姫……?」



そんな気持ちになっちゃっていいの……!?



「……そうだな。ちなみに」

「ひゃっ……」

「舞彩は、リードしてほしい王子はいる?」



藍くんがわたしの手をとって、色っぽい瞳で見つめてきた。

そっと触れる手を顔に近づけて、いまにもキスされそうなくらい距離が縮む。



「えっ……!」

「藍にぃ! そこで男出すのはズルいぞ! 僕と一緒に回るもんね、彩ねぇ……?」

「きゃ……っ」

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