【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。
朝は藍くんもいて、ツッコミが入る。
藍くんから見ても、桃くんの変化に気づくよね。
あんまりいい気持ちじゃなさそうだけど……。
「変な目では見てねーし。可愛いものは愛でたくなるだろ。俺にとったらまーやは愛おしい存在なの」
「最近どうした。おかしいぞ」
「……まーやに告白したんだよ。ずっと前からまーやが好きだから」
藍くんにサラッと打ち明ける桃くん。
朝からストレートな言葉に、わたしの頬は真っ赤だ。
それとは反対に、藍くんは大きく目を見開いて驚く。
「は……? 自分がなにを言ってるのかわかってるのか……?」
「妹のまーやに告白するのがおかしいってか? 俺の本能が抑えられなくなったんだからしょうがねぇじゃん。
つーか、両親が違うんだからおかしいことないだろ」