【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。
「えぇっ……!」
「俺も舞彩に見られるの恥ずかしいよ。まだ見せられる体になってないから」
いやいや!
桃くんが認めるくらい藍くんの体はすごいって聞いたよ……!
学園の女の子からも頭良くて運動神経も抜群ってよく聞くくらい……。
身長があって華奢なのに、半袖から見える腕からも男の子らしいほどよい筋肉があるのがわかる。
変に意識して、藍くんを見れなくなってきた……。
「藍くんはそのままでもかっこいいよ」
だって、わたしの好きな人だから。
どの部分を切り取っても、そう思っちゃう。
「……ありがと。舞彩に言ってもらえると嬉しい」
本当に嬉しそうに微笑んでくれるから、この笑顔を見るたびに何度も心臓を掴まれたみたいになる。
藍くんとの会話で一喜一憂しすぎだよ……っ。
「じゃあ、お風呂入ってくる」