【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。
「うん……!」
「舞彩のご飯、めちゃくちゃ楽しみ」
そう言って、藍くんはお風呂に向かった。
すごい期待されちゃった。
今日は藍くんが好きなものもたくさん用意した。
美味しいって言ってもらえるようにしっかり準備してよう!
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準備を進めていたら、みんなが帰ってきて全員揃った。
完成したご飯を並べて、いつものテーブル席に座り、みんなで手を合わせる。
「「「いただきます!」」」
今日の夜ご飯は中華系を作って、ビュッフェみたいに好きなだけ食べられるようにした。
みんなは好きなものからお皿によそって食べてくれた。
「ん……! 美味しい!」
「彩の料理は最高だな」
「まーやのご飯で暮らしてるから、外食ができなくなるな」
「それは大げさだよーっ」
よかった。
喜んでもらえた。
藍くんはどうだろう……?