【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。


「うん……!」

「舞彩のご飯、めちゃくちゃ楽しみ」



そう言って、藍くんはお風呂に向かった。


すごい期待されちゃった。

今日は藍くんが好きなものもたくさん用意した。

美味しいって言ってもらえるようにしっかり準備してよう!




°


準備を進めていたら、みんなが帰ってきて全員揃った。

完成したご飯を並べて、いつものテーブル席に座り、みんなで手を合わせる。



「「「いただきます!」」」



今日の夜ご飯は中華系を作って、ビュッフェみたいに好きなだけ食べられるようにした。

みんなは好きなものからお皿によそって食べてくれた。



「ん……! 美味しい!」

「彩の料理は最高だな」

「まーやのご飯で暮らしてるから、外食ができなくなるな」

「それは大げさだよーっ」



よかった。

喜んでもらえた。


藍くんはどうだろう……?

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