【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。
Chapter*04
夢みたいな時間を一緒に
藍くんとのデートが楽しみすぎて、朝顔を合わせたり、バイトから帰ってきた藍くんを見るといつも意識してうまく話せなくなった。
それが数日続いて……ついにやってきたデート当日。
いつもより早起きをして、夜に準備をしていたお気に入りのスカートに着替える。
藍くんにすこしでも可愛いって思ってほしくて、メイクも頑張った。
今日はデートだから『朝は起こさなくていいよ』って言われたけど、朝の弱い藍くんだから大丈夫かな?
ちょっと心配になりつつリビングにいくと……。
「おはよ、舞彩」
ソファで待つ藍くんが爽やかな笑顔で出迎えてくれた。
「おはよう、藍くん」
「今日の舞彩も可愛い」