【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。
5人で……。
わたしも含めていいの……?
「血の繋がりとか関係なく、俺は舞彩のこと大事な妹だと思ってるよ」
藍くん……。
そう、だよね。
橙ちゃんも言ってくれたじゃん。
ずっと一緒に過ごしてきたんだから、自信をなくすことは……ないよね。
「ありがとう。藍くん」
いつも藍くんの言葉に救われてばかり。
ありがとう……。
——コンコン
ノックが聞こえて、目線をドアに移した。
誰か来たみたい。
「まーや。まだ起きてるか?」