【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。


5人で……。

わたしも含めていいの……?



「血の繋がりとか関係なく、俺は舞彩のこと大事な妹だと思ってるよ」



藍くん……。

そう、だよね。

橙ちゃんも言ってくれたじゃん。


ずっと一緒に過ごしてきたんだから、自信をなくすことは……ないよね。



「ありがとう。藍くん」



いつも藍くんの言葉に救われてばかり。

ありがとう……。


——コンコン

ノックが聞こえて、目線をドアに移した。

誰か来たみたい。


「まーや。まだ起きてるか?」

< 49 / 351 >

この作品をシェア

pagetop