【完】超絶イケメン王子たちは、可愛いお姫さまをいちばんに溺愛する。


翠くんと藍くんを見たら、うなづいてくれた。



「あ、開けるね……!」



リボンをシュルッとほどくと、中に見えたのは白くて透明感のあるレース素材の洋服。

そっと袋から取り出したら、膝丈くらいのふんわりしたワンピースだった。



「可愛い……!」



肩袖部分はふんわり膨らんだ丸い形で、後ろの腰あたりにリボンがついている。


こういうワンピース、着てみたかったんだよね……!

離れて暮らしてるのにわたしの好みまでわかっちゃうなんて。


さすがお父さんとお母さん……!



「めっちゃ彩ねぇに似合いそう! さっそく着てほしいー!」

< 8 / 351 >

この作品をシェア

pagetop