脱・悪役令嬢物語!!
「失礼します…」
どこか恐る恐る、といったように部屋に入ってきたのは、The・メイドさんっていう感じの可愛い子だった。
「かっっわいい!!」
「ど、どうしましたマリア様?」
あれ声に出てた?
「あ、なんでもないです…。」
「はぁ、そうですか。それより、お加減はいかがですか?」
「え?まぁ元気ですけど。」
「それならいいのですが…昨日、階段から落ちて頭を打っておられますので…」
「あれ、そだっけ?」
おっかしいな〜、普通転生とかしたら、前世を思い出す前の記憶があるもんじゃないの?なんかないんですけど。
「お嬢様。もしや今日の予定もお忘れに?」
メイドさんがなにか怖い顔をしながら聞いてきた。
「あはは、そのとおり…うぎゃ!?」
答えた瞬間、いきなりメイドさんに、ベッドの上で羽交い絞めにされた。
「もしや、お前はお嬢様のふりをしたなにかだな!?お嬢様はどこに!」
「うひゃあ、痛い痛い、降参です!話しますから、離してください!」
一体どこにそんな力があるんだ?びくとも身動きを取れない。
こうしてすべてを話すことを条件になんとか開放してもらった私は、自分が違う世界から来た転生者であること、前世の記憶を今さっき思い出し、今までの記憶が無いということなどをすべて話すことになった。
どこか恐る恐る、といったように部屋に入ってきたのは、The・メイドさんっていう感じの可愛い子だった。
「かっっわいい!!」
「ど、どうしましたマリア様?」
あれ声に出てた?
「あ、なんでもないです…。」
「はぁ、そうですか。それより、お加減はいかがですか?」
「え?まぁ元気ですけど。」
「それならいいのですが…昨日、階段から落ちて頭を打っておられますので…」
「あれ、そだっけ?」
おっかしいな〜、普通転生とかしたら、前世を思い出す前の記憶があるもんじゃないの?なんかないんですけど。
「お嬢様。もしや今日の予定もお忘れに?」
メイドさんがなにか怖い顔をしながら聞いてきた。
「あはは、そのとおり…うぎゃ!?」
答えた瞬間、いきなりメイドさんに、ベッドの上で羽交い絞めにされた。
「もしや、お前はお嬢様のふりをしたなにかだな!?お嬢様はどこに!」
「うひゃあ、痛い痛い、降参です!話しますから、離してください!」
一体どこにそんな力があるんだ?びくとも身動きを取れない。
こうしてすべてを話すことを条件になんとか開放してもらった私は、自分が違う世界から来た転生者であること、前世の記憶を今さっき思い出し、今までの記憶が無いということなどをすべて話すことになった。