初恋は苦い思い出。でも出会うべく人と出会いました
「? 分かりますよ。メガネをかけているか、かけていないかだし、ジルベルト様自体は変わりませんからね」

「そうだな、オフィーリアと友達で良かったと今思った。僕が変装していても気がついてくれそうだし」
「ふふっ私が変装してもちゃんと見つけてくださいね!」

 
 胸を張ってドヤ顔をした。見つけてやろうじゃないの!

「オフィーリア!」
 
「フローリア様! わぁ、キレイです! 美しいです! 輝いてます!」

 語彙力がなくなるくらいの美しさだわ! 本当に同じ歳なのかしら。

「オフィーリアは可愛いわ。そのドレスステキね!」

 きゃっきゃとお互いを褒め合った。

「フローリアもオフィーリアも楽しいのは分かるが、集合しなきゃならないから行くぞ」

「はーい」

 ジルベルト様の腕に手をかけた。講堂で学園長先生の話を聞いてからダンスパーティーが始まった。 



 
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