Labyrinth~愛に迷う~
「晩御飯いつも1人で食べてるの?」
正美が私に聞いた。
「うん。最近は。休み以外はね。」
「寂しいね。」
「慣れたけどね。」
寂しくないと言ったらウソになる。晩御飯だけの話ではない。同棲してるとはいえ、1人でいる時間がほとんどだ。
こんなふうに誰かと飲んだりしていなければ、粗食をあっという間に食べてしまい、あとはネットを見たり動画を見たりするだけ。
「武田くんは?夕飯は寮で食べるの?」
「うん。寮で食べる。」
「今日みたいに食べない時は?」
「食べない時は書いておくんだよ。朝」
「ふぅん。でも賄い付きの寮はありがたいね。」
「金取られるし窮屈だよ。寮長はうるさいし門限はあるし。」
「門限なんてあるの?何時?」
「男子は12時。女子は11時。」
「へー。社会人なのに門限なんて厳しいんだね。」
「若い子を親元から預かるって感じだからじゃないの?多少窮屈でも1人暮らしなら食べていくだけでいっぱいでしょ。そんなに貰えないんでしょ?給料」
正美が言った。
「まあそうだな。」
「寮で飯食って部屋戻ってテレビみたり漫画読んだり。で、風呂入って寝る。朝起きて仕事行く。1日中重いもんを担いで終わり。そんな毎日。」
言い終わるとビールを一気に流し込んだ。
正美が私に聞いた。
「うん。最近は。休み以外はね。」
「寂しいね。」
「慣れたけどね。」
寂しくないと言ったらウソになる。晩御飯だけの話ではない。同棲してるとはいえ、1人でいる時間がほとんどだ。
こんなふうに誰かと飲んだりしていなければ、粗食をあっという間に食べてしまい、あとはネットを見たり動画を見たりするだけ。
「武田くんは?夕飯は寮で食べるの?」
「うん。寮で食べる。」
「今日みたいに食べない時は?」
「食べない時は書いておくんだよ。朝」
「ふぅん。でも賄い付きの寮はありがたいね。」
「金取られるし窮屈だよ。寮長はうるさいし門限はあるし。」
「門限なんてあるの?何時?」
「男子は12時。女子は11時。」
「へー。社会人なのに門限なんて厳しいんだね。」
「若い子を親元から預かるって感じだからじゃないの?多少窮屈でも1人暮らしなら食べていくだけでいっぱいでしょ。そんなに貰えないんでしょ?給料」
正美が言った。
「まあそうだな。」
「寮で飯食って部屋戻ってテレビみたり漫画読んだり。で、風呂入って寝る。朝起きて仕事行く。1日中重いもんを担いで終わり。そんな毎日。」
言い終わるとビールを一気に流し込んだ。