旦那様は仏様 ~もっとイチャイチャしたいんです~
「美咲さん。大丈夫ですか?」
唇が離れると聡一が心配そうに尋ねてきた。
「はい。大丈夫です」
「うん。ありがとう、美咲さん」
慈しむような表情を向けられて、聡一のスイッチが切れてしまったのがわかる。けれど、美咲はちっともその熱が冷めなくて、思わず続きをねだるような言葉が出てしまった
「もう終わり?」
「はあ、まったくあなたって人は……お気に召していただけたんですか?」
「……はい」
「うん。では、もう一度しましょうか」
聡一はまた同じ口づけを与えてくれる。気持ちよくてたまらない。そういう欲を掻き立てられて恥ずかしいはずなのに、聡一にそうされていると思うと悦びが満ちていく。
聡一は十分すぎるほどたっぷりと愛してからその唇を離したのに、離れてしまうと美咲は途端に淋しくなって、再びそれを求めてしまう。
「ん。聡一さん、気持ちいい。もう一回して?」
「……はい、いいですよ」
今度は聡一の首に腕を回し、彼に縋りつきながらそれを受け入れる。美咲はもう羞恥心も何もかなぐり捨てて、ただただ聡一との触れ合いに酔いしれた。そうして二人はその晩、床に就くまでの間、ひたすらに口づけ合っていた。
聡一は宣言通りキス以外しなかったものの、聡一からも熱い吐息が漏れているのがわかって、美咲はまた悦びで体が満たされていった。
きっとこの先の触れ合いもそう遠くない未来に訪れるのではないかと美咲はそう感じていた。
唇が離れると聡一が心配そうに尋ねてきた。
「はい。大丈夫です」
「うん。ありがとう、美咲さん」
慈しむような表情を向けられて、聡一のスイッチが切れてしまったのがわかる。けれど、美咲はちっともその熱が冷めなくて、思わず続きをねだるような言葉が出てしまった
「もう終わり?」
「はあ、まったくあなたって人は……お気に召していただけたんですか?」
「……はい」
「うん。では、もう一度しましょうか」
聡一はまた同じ口づけを与えてくれる。気持ちよくてたまらない。そういう欲を掻き立てられて恥ずかしいはずなのに、聡一にそうされていると思うと悦びが満ちていく。
聡一は十分すぎるほどたっぷりと愛してからその唇を離したのに、離れてしまうと美咲は途端に淋しくなって、再びそれを求めてしまう。
「ん。聡一さん、気持ちいい。もう一回して?」
「……はい、いいですよ」
今度は聡一の首に腕を回し、彼に縋りつきながらそれを受け入れる。美咲はもう羞恥心も何もかなぐり捨てて、ただただ聡一との触れ合いに酔いしれた。そうして二人はその晩、床に就くまでの間、ひたすらに口づけ合っていた。
聡一は宣言通りキス以外しなかったものの、聡一からも熱い吐息が漏れているのがわかって、美咲はまた悦びで体が満たされていった。
きっとこの先の触れ合いもそう遠くない未来に訪れるのではないかと美咲はそう感じていた。