旦那様は仏様 ~もっとイチャイチャしたいんです~
心を温かくした美咲はまた聡一と並んで駅までの道を歩いていた。もうあと百メートルも歩けば、駅に到着する。デートの終わりが見えて少しだけ淋しい気持ちでいたら、聡一が突然美咲に謎の問いかけをしてきた。
「美咲さん。言いたいことは言っていただいて構いませんよ?」
「え?」
言いたいことと言われても何のことかさっぱりわからない。
「何かしたいことがあるのではないですか? もう一つ行きたいところ、ありませんか?」
そう言われて合点がいった。確かに今の美咲には行きたいところがある。でも、どうして聡一がそれに気づいているのか美咲にはわからなかった。
「え、なんで……」
「ふふ、美咲さんはとても素直な方ですからね。それで行きたいところはありますか?」
「その……そこの猫カフェが気になってます……」
実は行きの時点で気になっていた。駅前にある猫カフェの看板を見て、入ってみたいなと思っていたのだ。
「美咲さんは動物がお好きですからね。行ってみましょうか」
「……はい!」
思わぬイベントの発生に美咲はこの日一番の笑顔で答えた。
「美咲さん。言いたいことは言っていただいて構いませんよ?」
「え?」
言いたいことと言われても何のことかさっぱりわからない。
「何かしたいことがあるのではないですか? もう一つ行きたいところ、ありませんか?」
そう言われて合点がいった。確かに今の美咲には行きたいところがある。でも、どうして聡一がそれに気づいているのか美咲にはわからなかった。
「え、なんで……」
「ふふ、美咲さんはとても素直な方ですからね。それで行きたいところはありますか?」
「その……そこの猫カフェが気になってます……」
実は行きの時点で気になっていた。駅前にある猫カフェの看板を見て、入ってみたいなと思っていたのだ。
「美咲さんは動物がお好きですからね。行ってみましょうか」
「……はい!」
思わぬイベントの発生に美咲はこの日一番の笑顔で答えた。