旦那様は仏様 ~もっとイチャイチャしたいんです~
スタッフに案内されてコースターを降り、出口のほうに歩いていくと、先を歩いていた千佳と田口が立ち止まって何やら見ている。いったい何を見ているのだろうと近寄ってみれば、ジェットコースターの落下中に自動撮影された写真だった。
「え、やっば、何これ。こういう写真できれいに写ってる人初めて見た」
千佳の言葉に美咲も写真を確認してみる。それを見た直後、美咲は思わず笑いを漏らしていた。
「え? あ……ふふっ。あははは! 聡一さんと私の落差が。ふふふっ」
美咲が風に煽られながら目をつむって写っているのに対し、聡一はいつも通りの微笑みを浮かべたままで写真に写っていたのだ。あまりにも二人の状態が違うものだから、美咲はそれがおかしくて笑いが止まらなくなってしまった。
「あはは、すみません。なんだかつぼに入ってしまって」
「いいえ。好きなだけ笑ってください。笑っている美咲さんが愛らしすぎて、ずっと眺めていたいくらいですから」
「聡一さん……!」
「照れているのですか? 本当にかわいいですね」
今日の聡一は絶好調なようだ。甘い言葉で攻められて、美咲はまた顔を真っ赤にしてしまった。
「え、やっば、何これ。こういう写真できれいに写ってる人初めて見た」
千佳の言葉に美咲も写真を確認してみる。それを見た直後、美咲は思わず笑いを漏らしていた。
「え? あ……ふふっ。あははは! 聡一さんと私の落差が。ふふふっ」
美咲が風に煽られながら目をつむって写っているのに対し、聡一はいつも通りの微笑みを浮かべたままで写真に写っていたのだ。あまりにも二人の状態が違うものだから、美咲はそれがおかしくて笑いが止まらなくなってしまった。
「あはは、すみません。なんだかつぼに入ってしまって」
「いいえ。好きなだけ笑ってください。笑っている美咲さんが愛らしすぎて、ずっと眺めていたいくらいですから」
「聡一さん……!」
「照れているのですか? 本当にかわいいですね」
今日の聡一は絶好調なようだ。甘い言葉で攻められて、美咲はまた顔を真っ赤にしてしまった。