湊先輩の溺愛が止まりません!(旧)
「……いいよ」





そう言って抱きしめる手を離し、私に背中を向ける先輩。





……ふんっ、かってに拗ねちゃえっ……





………でも、やっぱ寂しいよ……
「っ………、、先輩っ……キスしたいっ」






は、恥ずかしいっ…!!




「……やだ。」
 
勇気出して言ったのに…




「やだはやだもん。」




そう言ってぎゅっと抱きつく。





「……っ、こら。」




「……、なんで怒ってるのっ……、
なんでキスしてくれないのっ…、なんで…?
私のこと嫌いに、、なっちゃっ、たの…?」





「……は。」



「やだよっ…、私別れないもんっ……!」




「………………」




なんで何も言ってくれないの……





「…っ、先輩なんてもう知らないもんっ」




私はベットから飛び出し、普段着としてきててもありえるそのパジャマの上に昨日来ていたカーディガンを羽織った。





洗って返せば問題ない。そう思ったとき





「…っ、ちよか。だめ。」




「知らないっ」「こら。」




「……っきゃ」




うでをぐいっと掴まれる。

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