湊先輩の溺愛が止まりません!(旧)
「ゆ、優ちゃぁん……どうすればっ……」





その時だった。





「俺のかわいー彼女困らせないでくれる?」





湊先輩の声が上から降ってくる。






「おはよ、千代華」





そう言う先輩は眠そうに軽くあくびをする。





「お、おは、おはようございますっ」





私が返事を返すと、後ろからぎゅっと抱き締めて来た。





「んー、ちよ、か……補充……」





せ、先輩何ふざけてんですか……っ!






抱きつかないでっ………
 


「先輩みんなの前でとか……ガチでやめてください……!」






「ちがう……これは牽制…」





「何言ってんのか分かりませんっ……」





「簡単に言えば虫除けー」





「いや、この学校虫入ってこられないようになってるじゃないですかっ!」






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