Good day ! 3
ひとしきり恵真の話をしたあと、今度は恵真がこずえに尋ねる。
「こずえちゃんは?伊沢くんと最近どうなの?」
「んー、それがね。今、新しく住む部屋を探してるの」
え、それって…と、恵真は思わず顔を上げてこずえを見る。
「一緒に暮らすの?」
「まあね。そしたらさ、伊沢のやつ…。ちゃんと籍を入れないと一緒に住めない、とか言い出してさ。今どき古風なやつよねー」
ええー?!と恵真は、今度は仰け反って驚く。
「じゃ、じゃあ、結婚するの?」
「結婚っていうか、入籍するだけよ?」
「それを結婚って言うんじゃない!」
「そうなの?なんかさ、そんな夢のある感じじゃないのよ。ただ籍を入れるだけよ?紙切れ1枚役所に出すだけ」
「こ、こずえちゃん。そんな身も蓋もない…」
涼しい顔でアイスコーヒーを飲むこずえを、恵真はまじまじと見つめる。
「とにかく、こずえちゃんもおめでとう!私もとっても嬉しい。改めてお祝いさせてね」
「あー、そんなすぐじゃないから、気にしないで。多分、11月になると思う。別れてなければね。あはは!」
こ、こずえちゃん…と、恵真は困った顔になる。
(そんな事言ってるけど、絶対別れたりなんてしない。こずえちゃんと伊沢くんだもん)
「絶対お似合いの夫婦だよ。入籍の報告、楽しみにしてるね!」
「ありがとう。恵真の出産の報告もね!」
二人は顔を見合わせて、ふふっと笑った。
「こずえちゃんは?伊沢くんと最近どうなの?」
「んー、それがね。今、新しく住む部屋を探してるの」
え、それって…と、恵真は思わず顔を上げてこずえを見る。
「一緒に暮らすの?」
「まあね。そしたらさ、伊沢のやつ…。ちゃんと籍を入れないと一緒に住めない、とか言い出してさ。今どき古風なやつよねー」
ええー?!と恵真は、今度は仰け反って驚く。
「じゃ、じゃあ、結婚するの?」
「結婚っていうか、入籍するだけよ?」
「それを結婚って言うんじゃない!」
「そうなの?なんかさ、そんな夢のある感じじゃないのよ。ただ籍を入れるだけよ?紙切れ1枚役所に出すだけ」
「こ、こずえちゃん。そんな身も蓋もない…」
涼しい顔でアイスコーヒーを飲むこずえを、恵真はまじまじと見つめる。
「とにかく、こずえちゃんもおめでとう!私もとっても嬉しい。改めてお祝いさせてね」
「あー、そんなすぐじゃないから、気にしないで。多分、11月になると思う。別れてなければね。あはは!」
こ、こずえちゃん…と、恵真は困った顔になる。
(そんな事言ってるけど、絶対別れたりなんてしない。こずえちゃんと伊沢くんだもん)
「絶対お似合いの夫婦だよ。入籍の報告、楽しみにしてるね!」
「ありがとう。恵真の出産の報告もね!」
二人は顔を見合わせて、ふふっと笑った。