Good day ! 3
(幸せの絶頂って、この事なのかな)
あどけない顔で眠る恵真の頭をなでながら、大和はふと思う。
(恵真と出会って自分の世界は変わった。こんなにも誰かを愛おしく思うなんて。なんでもない日常を、こんなにもかけがえのないものに感じるなんて。恵真が俺を、心の底から幸せにしてくれている)
今日目に焼きついた、恵真のウェディングドレス姿を思い出す。
もう一度あのドレスを着た恵真を見られるのは、結婚式当日。
恵真に初めて会ったあの記念日だ。
(明日早速、6月6日の休日申請を出そう)
楽しみで仕方なくなり、大和は笑みを浮かべて恵真の寝顔を見る。
思わず抱き寄せたくなるが、恵真はイルカを抱いたままだ。
そろそろいいかな?と、大和は恵真の腕からイルカのぬいぐるみをそっと取り上げようとした。
と次の瞬間、恵真は更に強くぎゅっとイルカを抱きしめる。
(くうー!いつもの恵真なら、俺にピタッとくっついてきてくれるのに!このイルカちゃんめー。可愛いからって自惚れるなよ?)
大和はにっこり笑うイルカに、ジロリと睨みを利かせていた。
あどけない顔で眠る恵真の頭をなでながら、大和はふと思う。
(恵真と出会って自分の世界は変わった。こんなにも誰かを愛おしく思うなんて。なんでもない日常を、こんなにもかけがえのないものに感じるなんて。恵真が俺を、心の底から幸せにしてくれている)
今日目に焼きついた、恵真のウェディングドレス姿を思い出す。
もう一度あのドレスを着た恵真を見られるのは、結婚式当日。
恵真に初めて会ったあの記念日だ。
(明日早速、6月6日の休日申請を出そう)
楽しみで仕方なくなり、大和は笑みを浮かべて恵真の寝顔を見る。
思わず抱き寄せたくなるが、恵真はイルカを抱いたままだ。
そろそろいいかな?と、大和は恵真の腕からイルカのぬいぐるみをそっと取り上げようとした。
と次の瞬間、恵真は更に強くぎゅっとイルカを抱きしめる。
(くうー!いつもの恵真なら、俺にピタッとくっついてきてくれるのに!このイルカちゃんめー。可愛いからって自惚れるなよ?)
大和はにっこり笑うイルカに、ジロリと睨みを利かせていた。