Good day ! 3
「えっと、大和さん。何か飲みますか?」
恵真がウォーターサーバーへ行こうとすると、大和が遮った。
「恵真は座ってて」
冷たいミネラルウォーターのカップを二つ手にして戻って来ると、テーブルに置く。
「ありがとうございます」
恵真は良く冷えたミネラルウォーターを飲んで、ひと息ついた。
「それにしても、大和さんとここにいるのがなんだか不思議です」
「ん?どうして?」
「だって私達、訓練の時しかここには来ないじゃないですか。だから大和さんと一緒にいるのは、これが初めてかも」
あ、そうか、と大和も頷く。
「俺達の初めて、まだあったんだな。なんか新鮮だな」
「ふふ、そうですね」
すると真剣な表情で大和が話し出した。
「恵真。次に恵真がここに来るのは、きっと復帰前の訓練の時だ」
恵真は思わず大和の顔を見る。
「それは、また空を飛ぶ為の?」
「ああ、そうだ。子育てをしながら、少しずつでいい。一緒に頑張ろう。俺も全力でサポートする。いつかまた、二人で一緒に飛ぶ日の為に」
大和の言葉を噛みしめてから、恵真は、はいとしっかり頷いた。
恵真がウォーターサーバーへ行こうとすると、大和が遮った。
「恵真は座ってて」
冷たいミネラルウォーターのカップを二つ手にして戻って来ると、テーブルに置く。
「ありがとうございます」
恵真は良く冷えたミネラルウォーターを飲んで、ひと息ついた。
「それにしても、大和さんとここにいるのがなんだか不思議です」
「ん?どうして?」
「だって私達、訓練の時しかここには来ないじゃないですか。だから大和さんと一緒にいるのは、これが初めてかも」
あ、そうか、と大和も頷く。
「俺達の初めて、まだあったんだな。なんか新鮮だな」
「ふふ、そうですね」
すると真剣な表情で大和が話し出した。
「恵真。次に恵真がここに来るのは、きっと復帰前の訓練の時だ」
恵真は思わず大和の顔を見る。
「それは、また空を飛ぶ為の?」
「ああ、そうだ。子育てをしながら、少しずつでいい。一緒に頑張ろう。俺も全力でサポートする。いつかまた、二人で一緒に飛ぶ日の為に」
大和の言葉を噛みしめてから、恵真は、はいとしっかり頷いた。