海底に沈む世界を救う為に異種間恋愛します
可愛い奴には気をつけろ
オーシャンバトル2日目の夜、深海にて
深海の夜は天海より静かで、辺り1面は暗闇な世界になる。
そんな暗闇の世界に1つの光が暗闇を進む。
「いくらリヴィアタンさんのお願いとはいえ、あの人を探すのは一苦労ですね…」
ラキエルはため息をつきながらも、暗闇で悪道を進んでいく。
「愛故に番を神化させ、神に罰された男…メガロドン…ホホジロザメ族の中で絶滅種とも言われてる、ムカシホホジロザメ族…その力は弱肉強食の頂点にふさわしい…だが、強すぎる力は世界に見放され、世界が変わる事に次第に子孫も残す事が難しくなり、今じゃ…あの人1人」
ラキエルは地図で道を確認しながら、目的地へと目指す。
「確かにリヴィアタンさんが言った通りだ…ここまで暗ければ、身深海と魔界の境目は天海軍の目も届かないし、身を潜めるには最高な場所だ…さて、そろそろだな」
ラキエルは足を止め、地図を確認する。
「ここで合ってるな…さて彼を…」
「おい」
ラキエルはメガロドンを探そうとした瞬間、背後から声が聞こえゆっくりと振り向いた。
「……おやおやこれは珍しい人が来たもんだよ…エンヴィー」
「お前こそ、夜中からコソコソこんな場所で何をしてる?」
「いやぁ、ちょっと人探しをね」
「はっ!人探し?こんな暗闇しかない辺鄙な場所でか?」
「ええ」
互いに引かない空気が漂う。
エンヴィーはラキエルに躊躇なく槍先を突き付けた。
「御託はいい…リヴァイアサンに頼まれてな……担当直入で聞く。お前とリヴィアタン…何をしている?」
「何って、なーんにも?そうだな、強いて言うなら世界の真実を暴く為に動いてると言えば分かるかな?」
「世界の真実を暴く?」
「えぇ…この世界で神とも呼ばれているポセイドンが隠し続けてきた真実をね」
「……」
エンヴィーはラキエルに向けた槍先をゆっくりと下ろした。
「流石、エンヴィー…ポセイドンに復讐心を持つ貴方なら分かるでしょ?この世界が少しづつ変わってる事が」
「……」
「魔術を使える一族…貴方の一族や貴方の幼なじみのセラの一族をも含めここ数百年の間で滅ぼされていることが」
「なぜ、お前がそこまで…」
エンヴィーはラキエルを睨みながらもゆっくりと口を開いた。
「知ってるもなにも、私はその真実に手を貸してしまった1人だからさ」
「っ!?」
エンヴィーはラキエルの一言により、下ろした槍先をラキエルの首元を狙った。
キン!キン!
ラキエルはエンヴィーの攻撃を短刀で受け止めたり、避けながらもエンヴィーに話す。
「落ち着いたらどうだ」
「俺の一族を滅ぼした奴を目の前にして落ち着いてられると思うか!」
キィィィン!!
ラキエルはエンヴィーの攻撃を避け、上手くエンヴィーの槍を脇に挟んだ
「確かにそうだな…貴方や滅んでいった一族に許される資格は私には無い…だが…その首謀者でもあるポセイドンを殺る事はできる」
「……」
キィィン!
エンヴィーは素早くなぎ払いし、ラキエルと距離をとった。
「俺は今でもお前をここで殺してやりたいと思ってる」
「……」
「だが、ここでお前を殺しても…今のポセイドンを殺す事が出来ない…奴をこの手で殺せるなら、お前を利用してやる」
「……見かけによらず賢い…嫌いじゃないですよ貴方みたいな人…それに私やリヴィアタンはその為に組んでいる…そして、あのポセイドンを殺るにはメガロドンの力がいる」
「メガロドンだと…」
「えぇ、サメ科の貴方なら、1度は耳にした事あるでしょ?」
「……確かにアイツなら」
「さて、私達と組むなら、そろそろ行きましょう…時間があんまりない」
ラキエルが先を進もうとした瞬間、エンヴィーが呼び止めた。
「ラキエル」
「ん?」
「俺はまだお前を許した訳ではない、もしお前が変な真似をするなら、俺はお前の首を打つ」
「無論、それでも構わないさ…君は私を監視すればいい」
ラキエルはエンヴィーに落ち着いて答えながらも、メガロドンを探し進み始めた。
深海の夜は天海より静かで、辺り1面は暗闇な世界になる。
そんな暗闇の世界に1つの光が暗闇を進む。
「いくらリヴィアタンさんのお願いとはいえ、あの人を探すのは一苦労ですね…」
ラキエルはため息をつきながらも、暗闇で悪道を進んでいく。
「愛故に番を神化させ、神に罰された男…メガロドン…ホホジロザメ族の中で絶滅種とも言われてる、ムカシホホジロザメ族…その力は弱肉強食の頂点にふさわしい…だが、強すぎる力は世界に見放され、世界が変わる事に次第に子孫も残す事が難しくなり、今じゃ…あの人1人」
ラキエルは地図で道を確認しながら、目的地へと目指す。
「確かにリヴィアタンさんが言った通りだ…ここまで暗ければ、身深海と魔界の境目は天海軍の目も届かないし、身を潜めるには最高な場所だ…さて、そろそろだな」
ラキエルは足を止め、地図を確認する。
「ここで合ってるな…さて彼を…」
「おい」
ラキエルはメガロドンを探そうとした瞬間、背後から声が聞こえゆっくりと振り向いた。
「……おやおやこれは珍しい人が来たもんだよ…エンヴィー」
「お前こそ、夜中からコソコソこんな場所で何をしてる?」
「いやぁ、ちょっと人探しをね」
「はっ!人探し?こんな暗闇しかない辺鄙な場所でか?」
「ええ」
互いに引かない空気が漂う。
エンヴィーはラキエルに躊躇なく槍先を突き付けた。
「御託はいい…リヴァイアサンに頼まれてな……担当直入で聞く。お前とリヴィアタン…何をしている?」
「何って、なーんにも?そうだな、強いて言うなら世界の真実を暴く為に動いてると言えば分かるかな?」
「世界の真実を暴く?」
「えぇ…この世界で神とも呼ばれているポセイドンが隠し続けてきた真実をね」
「……」
エンヴィーはラキエルに向けた槍先をゆっくりと下ろした。
「流石、エンヴィー…ポセイドンに復讐心を持つ貴方なら分かるでしょ?この世界が少しづつ変わってる事が」
「……」
「魔術を使える一族…貴方の一族や貴方の幼なじみのセラの一族をも含めここ数百年の間で滅ぼされていることが」
「なぜ、お前がそこまで…」
エンヴィーはラキエルを睨みながらもゆっくりと口を開いた。
「知ってるもなにも、私はその真実に手を貸してしまった1人だからさ」
「っ!?」
エンヴィーはラキエルの一言により、下ろした槍先をラキエルの首元を狙った。
キン!キン!
ラキエルはエンヴィーの攻撃を短刀で受け止めたり、避けながらもエンヴィーに話す。
「落ち着いたらどうだ」
「俺の一族を滅ぼした奴を目の前にして落ち着いてられると思うか!」
キィィィン!!
ラキエルはエンヴィーの攻撃を避け、上手くエンヴィーの槍を脇に挟んだ
「確かにそうだな…貴方や滅んでいった一族に許される資格は私には無い…だが…その首謀者でもあるポセイドンを殺る事はできる」
「……」
キィィン!
エンヴィーは素早くなぎ払いし、ラキエルと距離をとった。
「俺は今でもお前をここで殺してやりたいと思ってる」
「……」
「だが、ここでお前を殺しても…今のポセイドンを殺す事が出来ない…奴をこの手で殺せるなら、お前を利用してやる」
「……見かけによらず賢い…嫌いじゃないですよ貴方みたいな人…それに私やリヴィアタンはその為に組んでいる…そして、あのポセイドンを殺るにはメガロドンの力がいる」
「メガロドンだと…」
「えぇ、サメ科の貴方なら、1度は耳にした事あるでしょ?」
「……確かにアイツなら」
「さて、私達と組むなら、そろそろ行きましょう…時間があんまりない」
ラキエルが先を進もうとした瞬間、エンヴィーが呼び止めた。
「ラキエル」
「ん?」
「俺はまだお前を許した訳ではない、もしお前が変な真似をするなら、俺はお前の首を打つ」
「無論、それでも構わないさ…君は私を監視すればいい」
ラキエルはエンヴィーに落ち着いて答えながらも、メガロドンを探し進み始めた。