桜散る日に

あなたと会って2ヶ月が経ちました。もうお互いに気を使うことのないくらい仲がよくなってましたね。

このころからだったかな。あなたに元気がなくなってきたのは…。

「祐司、最近元気ないよ。どうしたの?」

「…どうもないよ。寝不足だからかな。」

あなたはそう言ってごまかしていました。でも私には何かを隠しているようにしか見えませんでした。
< 6 / 10 >

この作品をシェア

pagetop