見知らぬ彼に囚われて 〜彼女は悪魔の手に堕ちる〜

“御主人様”のお仕置き

 レオナは抵抗するが、押さえつけられた身体はびくともしない。

「……私は君の“主人”だ。君とは対等な立場ではない、“御主人様”と呼びなさい」

「そんな!私は何も覚えていないのに!!それに、乱暴しないで……」

「レオナ。この状況でその態度は、私を煽っているようにしか聞こえないよ……」

 さらに彼女の耳元で嫌味でも言うように囁く。

「……そうだ、君は初めて私に身体を許した日を忘れているのだったね。では、気分だけでも味わったらどうかな?」

 この言い方では、一度はこの男と寝屋をともにしたことがあるということ。

「貴方と!!?そんな……」

 レオナは先ほどよりも力を込めて抵抗するが敵うはずもなく、露わにされた肌を撫でられ、とうとう……

「い、嫌っ!!」

「……嘘だよ、これが君の初めてだ。さあレオナ、思い知りなさい……」

 逃れる間もなく与えられた圧迫感。彼女はなんとか初めの痛みに耐えるが、すかさず男の激しい攻めが始まった。

 彼女はこらえ切れずに泣き出す。

「い……い、やっ!!」

「やめてほしいかい?ではレオナ……家を、出てはいけない、分かったか!?」

 しかし混乱したままの彼女は首を激しく横に振る。

「……では、優しくするわけにはね」

 動きを止めた男はそう言うと、そばにあった縄でぐったりと身体を横たえる彼女を縛り上げた。
 彼女は抵抗もできず、男にされるがまま。

「……再開だ。君が言うことを聞くと言うまで、そして私が満足するまで続けよう」


 その後、縛られ動けなくなったレオナが気を失うまで行為は続けられた。
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