ファンタジー
完
ゆみはあと/著
- 作品番号
- 1704134
- 最終更新
- 2023/08/10
- 総文字数
- 4,192
- ページ数
- 4ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 709
- いいね数
- 18
この世界には人間の魂を刈る骸骨型の死神と、死神の魂を刈る人型の死神がいる。
彼らの姿は通常、人間には見えない。
けれど稀に、死神を見る事のできる人間が生まれる。
デイエフ王国筆頭公爵ジエイチアの長女ローランナも、その一人だった。
周りから化け物令嬢と呼ばれているローランナ。
彼女は母親のお腹にいる時に王太子ジョルナータとの婚約が政略で決められていた。
死神ラスヴェートは、悪い死神の存在に気付くのが遅れて幼いローランナが母親の死に際に「お前なんか生まなきゃよかった」と暴言を吐かれたのを申し訳なく思っている。
その時にローランナから「優しい」と言われた事が心に残り、その後もたびたび人間の姿になって彼女の成長を見守ってきたラスヴェート。
ジョルナータの姿に変化したラスヴェートから優しくされたためローランナはジョルナータに恋心を抱くが、ジョルナータはローランナの義妹ミルキィルと浮気しており、ミルキィルはローランナの事を虐げている。
ローランナが19歳の時、宰相が謀反を企て反乱が起きた。
ミルキィルを差し出せば助けてやると王族に告げるラスヴェート。
けれど国が生贄として差し出したのはローランナだった。
ローランナとラスヴェートは海を越えてエイビシ帝国へ向かう。
ラスヴェートがいなくなり、国内で悪い死神が増え大変な目に遭うジョルナータ。
ミルキィルは危険が迫った時にジョルナータを盾にしようとして本性がバレた。
ラスヴェートは今まで食べていた死神の魂の叫びよりも、ローランナが嬉しかったり恥ずかしがる時に心の中で叫ぶ声の方が甘くて美味しい事に気付く。
そのためお腹が空くと無意識にローランナを溺愛したり甘やかしてくるようになった。
愛情を向けられる事でローランナは自己肯定感が高まり精神的に強くなっていく。
死神の姿が見える目を持っているという理由で狙われることになったローランナを保護するため、自分の妻として迎えようとするエイビシ帝国の若き皇帝カイヴァル。
カイヴァルは人型の死神エルエを使ってラスヴェートの魂を刈らせようとしたが、ラスヴェートと一緒にいる時のローランナの幸せそうな様子を何度も見て最終的に身を引いた。
将来ローランナが寿命で死を迎える時にラスヴェートが共に逝けるよう魂を刈るとエルエが約束した事をきっかけに、ローランナとラスヴェートはお互いに愛を告白する。
彼らの姿は通常、人間には見えない。
けれど稀に、死神を見る事のできる人間が生まれる。
デイエフ王国筆頭公爵ジエイチアの長女ローランナも、その一人だった。
周りから化け物令嬢と呼ばれているローランナ。
彼女は母親のお腹にいる時に王太子ジョルナータとの婚約が政略で決められていた。
死神ラスヴェートは、悪い死神の存在に気付くのが遅れて幼いローランナが母親の死に際に「お前なんか生まなきゃよかった」と暴言を吐かれたのを申し訳なく思っている。
その時にローランナから「優しい」と言われた事が心に残り、その後もたびたび人間の姿になって彼女の成長を見守ってきたラスヴェート。
ジョルナータの姿に変化したラスヴェートから優しくされたためローランナはジョルナータに恋心を抱くが、ジョルナータはローランナの義妹ミルキィルと浮気しており、ミルキィルはローランナの事を虐げている。
ローランナが19歳の時、宰相が謀反を企て反乱が起きた。
ミルキィルを差し出せば助けてやると王族に告げるラスヴェート。
けれど国が生贄として差し出したのはローランナだった。
ローランナとラスヴェートは海を越えてエイビシ帝国へ向かう。
ラスヴェートがいなくなり、国内で悪い死神が増え大変な目に遭うジョルナータ。
ミルキィルは危険が迫った時にジョルナータを盾にしようとして本性がバレた。
ラスヴェートは今まで食べていた死神の魂の叫びよりも、ローランナが嬉しかったり恥ずかしがる時に心の中で叫ぶ声の方が甘くて美味しい事に気付く。
そのためお腹が空くと無意識にローランナを溺愛したり甘やかしてくるようになった。
愛情を向けられる事でローランナは自己肯定感が高まり精神的に強くなっていく。
死神の姿が見える目を持っているという理由で狙われることになったローランナを保護するため、自分の妻として迎えようとするエイビシ帝国の若き皇帝カイヴァル。
カイヴァルは人型の死神エルエを使ってラスヴェートの魂を刈らせようとしたが、ラスヴェートと一緒にいる時のローランナの幸せそうな様子を何度も見て最終的に身を引いた。
将来ローランナが寿命で死を迎える時にラスヴェートが共に逝けるよう魂を刈るとエルエが約束した事をきっかけに、ローランナとラスヴェートはお互いに愛を告白する。
- あらすじ
- こちらはプロットです。
第4回ベリーズカフェファンタジー小説大賞の③ファンタジープロット部門にエントリーしています。
小説ではありませんのでご注意ください。
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