君と夢に跳ぶ恋
暗闇の家
家に入った瞬間、違和感を感じる。
「た、ただいまー」
「・・・。」
試しにただいまと言ってみるけど返事がない。
おかしい。
いつもならすぐさまお母さんが甘ったるい笑顔を満面に浮かべて両腕を広げながら、「おかえり〜!ちゃんとお勉強できたぁ〜?」って言ってくるか、お父さんがリビングで仕事しながら顔も上げずに「ちゃんと勉強したか?」って聞いてくるはずなのに。
家からは物音一つしない。
いつもは電気がついているはずなのに玄関もリビングも真っ暗。
・・・みんなもう寝ちゃったのかな。
今は夜中の11時半。いつもはお父さんもお母さんも起きてるのに。
とりあえずシャワーだけ浴びちゃおう。
階段を登って自分の部屋へ向かう。
真っ暗な部屋の電気をつけようとすると、
「ねぇ茉璃ちゃん、今日は遅かったのね〜」
部屋の中から突然お母さんの声が聞こえてビクッとする。
こんな暗闇の中電気もつけずに何して・・・
「自習してたの〜?」
暗闇の中、私を探るように光る二つの目。
・・・嫌な予感がする。
「た、ただいまー」
「・・・。」
試しにただいまと言ってみるけど返事がない。
おかしい。
いつもならすぐさまお母さんが甘ったるい笑顔を満面に浮かべて両腕を広げながら、「おかえり〜!ちゃんとお勉強できたぁ〜?」って言ってくるか、お父さんがリビングで仕事しながら顔も上げずに「ちゃんと勉強したか?」って聞いてくるはずなのに。
家からは物音一つしない。
いつもは電気がついているはずなのに玄関もリビングも真っ暗。
・・・みんなもう寝ちゃったのかな。
今は夜中の11時半。いつもはお父さんもお母さんも起きてるのに。
とりあえずシャワーだけ浴びちゃおう。
階段を登って自分の部屋へ向かう。
真っ暗な部屋の電気をつけようとすると、
「ねぇ茉璃ちゃん、今日は遅かったのね〜」
部屋の中から突然お母さんの声が聞こえてビクッとする。
こんな暗闇の中電気もつけずに何して・・・
「自習してたの〜?」
暗闇の中、私を探るように光る二つの目。
・・・嫌な予感がする。