君と夢に跳ぶ恋
「で、でも今はちょっとその友達とも喧嘩しちゃってて・・・。」
・・・間違いではない。
春樹くんとはあれからろくに話してない。
「あら〜?残念ね〜?なんで喧嘩しちゃったの〜?」
・・・何て言えばいいんだろう。
「・・・その友達が、私じゃない他の人と仲良くなっちゃって。」
お母さんの視線が怖くて目をそらしてしまう。
「・・・。」
お母さんは無言で何か考えている。
「ねえ・・・。」
・・・次は何を言ってくるんだろう。
「そのお友達って女の子?それとも男の子?」
「・・・。」
ここは嘘を言うべき?
「・・・。」
答えない私を見てお母さんは何かを察したらしい。
「ねえ茉璃ちゃん、茉璃ちゃんにはお友達なんて必要ないってママ言ったよね?もちろんボーイフレンドも。」
突然お母さんが冷たい口調になる。
「そ、そんなんじゃ・・・。」
「そんな人達と遊んでても時間の無駄にしかならないわ。茉璃ちゃんにとって本当に大切なことはそんな格下の人たちと付き合うことじゃないの。」
ああ、この人はそう簡単に私を逃がすつもりはないみたい。
そんな事知ってる。物心ついたときから飽きるほど聞かされて来た。
でも私はやっぱり孤独には耐えられないんだよ。
・・・間違いではない。
春樹くんとはあれからろくに話してない。
「あら〜?残念ね〜?なんで喧嘩しちゃったの〜?」
・・・何て言えばいいんだろう。
「・・・その友達が、私じゃない他の人と仲良くなっちゃって。」
お母さんの視線が怖くて目をそらしてしまう。
「・・・。」
お母さんは無言で何か考えている。
「ねえ・・・。」
・・・次は何を言ってくるんだろう。
「そのお友達って女の子?それとも男の子?」
「・・・。」
ここは嘘を言うべき?
「・・・。」
答えない私を見てお母さんは何かを察したらしい。
「ねえ茉璃ちゃん、茉璃ちゃんにはお友達なんて必要ないってママ言ったよね?もちろんボーイフレンドも。」
突然お母さんが冷たい口調になる。
「そ、そんなんじゃ・・・。」
「そんな人達と遊んでても時間の無駄にしかならないわ。茉璃ちゃんにとって本当に大切なことはそんな格下の人たちと付き合うことじゃないの。」
ああ、この人はそう簡単に私を逃がすつもりはないみたい。
そんな事知ってる。物心ついたときから飽きるほど聞かされて来た。
でも私はやっぱり孤独には耐えられないんだよ。