君と夢に跳ぶ恋
約束
「茉璃ちゃん、いつもより20分くらい遅れてるけど何かあったの?」
家に入るとすぐにお母さんがそう言ってくる。
「えっと、転んじゃって。血が出ちゃってたから洗って絆創膏つけてたら遅くなっちゃった。」
「えっ、大丈夫なの?可愛い茉璃ちゃんに傷なんかついちゃったらお嫁に貰ってもらえなくなっちゃう〜!」
そう言うとお母さんは急いで消毒液を持ってきて。
「ほら、そこに座って。」
言われた通り座ると、
「ねえ茉璃ちゃん、」
消毒液のひやっとした感触。
少ししみて痛い。
「約束した通り寄り道なんてせずにまっすぐ帰ってきたんでしょ〜?」
「う、うん。」
「偉いわ〜、でも明日からは毎日学校が終わってから40分以内に帰って来てね。電車もそのくらいあれば大丈夫でしょ?今日は1時間も遅れちゃってたわよ〜?」
そう言うと消毒液がついたティッシュを思いっきり傷口に当ててくる。
「い、痛いっ・・・!」
「わかった〜?」
「わ、わかった・・・。」
痛みが少し和らぐ。
家に入るとすぐにお母さんがそう言ってくる。
「えっと、転んじゃって。血が出ちゃってたから洗って絆創膏つけてたら遅くなっちゃった。」
「えっ、大丈夫なの?可愛い茉璃ちゃんに傷なんかついちゃったらお嫁に貰ってもらえなくなっちゃう〜!」
そう言うとお母さんは急いで消毒液を持ってきて。
「ほら、そこに座って。」
言われた通り座ると、
「ねえ茉璃ちゃん、」
消毒液のひやっとした感触。
少ししみて痛い。
「約束した通り寄り道なんてせずにまっすぐ帰ってきたんでしょ〜?」
「う、うん。」
「偉いわ〜、でも明日からは毎日学校が終わってから40分以内に帰って来てね。電車もそのくらいあれば大丈夫でしょ?今日は1時間も遅れちゃってたわよ〜?」
そう言うと消毒液がついたティッシュを思いっきり傷口に当ててくる。
「い、痛いっ・・・!」
「わかった〜?」
「わ、わかった・・・。」
痛みが少し和らぐ。