女風に行ったら、モテ期がきた
うう、気持ち悪うう。
「石川さん?目、覚めました?」
ん?誰?ていうか、ここはどこ?
何?え?私、どうなってんの?
つーか、、
「あたま、いたい、、」
「大丈夫ですか?水、飲めます?」
「あー、高城君?」
「すみません。前田達が無理に飲ませちゃったみたいで、、」
あーそうだった。なんかずっとだる絡みされて、途中からわけわかんなくなったんだ。
「家に送ろうと思ったんですけど、石川さんの意識がなくて。しょうがないので駅前のホテルに入ったんです。でも酷く酔ってたから、放っておくわけにもいかなくて、、」
「だいぶ迷惑かけてしまったみたいで、ごめんなさい。いい歳して恥ずかしい、、」
「いや、幹事の俺が気づけなかったのも悪いんです。本当すみませんでした」
高城君が、水と薬を渡してくれる。
「いやいや、本当こちらこそ。でも、昨日のビアガーデン、料理もお酒も凄く美味しくて、最高でした」
「喜んでもらえたなら良かったです。でもあの調子じゃ、あまり楽しめなかったですよね?今度、改めて誘わせて下さい、、変な意味じゃなくて、その、お詫びを兼ねて」
眼鏡をかけてないから、高城君が今どんな顔をしてるかはわからない。なのに、何かが妙にざわつくのを感じた。けど今は、それ以上に頭痛と吐き気を感じていたため、それが表に顔を出すことはなかった。
体調が悪過ぎる私を心配して、結局高城君が家まで送ってくれた。潰れて後輩にお世話されるなんて、本当情けない。最近の私、いいとこなしだ。へこむわ。
最悪な気分のまま週明けを迎え、いつも通りなはずの私の日常は、また少し変化していた。
「ミキさーん。ランチ、外に行きませんか?いい店見つけたんですよ!」
私をランチに誘ってきたのは菜々美ちゃんではなく、営業の長谷川君だった。何故おまえが私を名前で呼んでんだ?
「今日は食欲ないから社内で簡単に済ませる予定です」
嘘ではない。誘ってきたのが菜々美ちゃんでも、答えは一緒だ。
「長谷川ー。おまえごときの誘いにミキさんが乗るわけないだろ?ミキさん、俺と行きましょう。こいつよりいい店知ってます」
この人は確か高城君の同期の、、前田君だったか?だからどうして、名前で呼ばれているんだ?
「いえ、食欲がないので、社内で簡単に済ませます」
何度でも言う。例え誰に誘われようとも、答えは一緒だ。
「石川さん?目、覚めました?」
ん?誰?ていうか、ここはどこ?
何?え?私、どうなってんの?
つーか、、
「あたま、いたい、、」
「大丈夫ですか?水、飲めます?」
「あー、高城君?」
「すみません。前田達が無理に飲ませちゃったみたいで、、」
あーそうだった。なんかずっとだる絡みされて、途中からわけわかんなくなったんだ。
「家に送ろうと思ったんですけど、石川さんの意識がなくて。しょうがないので駅前のホテルに入ったんです。でも酷く酔ってたから、放っておくわけにもいかなくて、、」
「だいぶ迷惑かけてしまったみたいで、ごめんなさい。いい歳して恥ずかしい、、」
「いや、幹事の俺が気づけなかったのも悪いんです。本当すみませんでした」
高城君が、水と薬を渡してくれる。
「いやいや、本当こちらこそ。でも、昨日のビアガーデン、料理もお酒も凄く美味しくて、最高でした」
「喜んでもらえたなら良かったです。でもあの調子じゃ、あまり楽しめなかったですよね?今度、改めて誘わせて下さい、、変な意味じゃなくて、その、お詫びを兼ねて」
眼鏡をかけてないから、高城君が今どんな顔をしてるかはわからない。なのに、何かが妙にざわつくのを感じた。けど今は、それ以上に頭痛と吐き気を感じていたため、それが表に顔を出すことはなかった。
体調が悪過ぎる私を心配して、結局高城君が家まで送ってくれた。潰れて後輩にお世話されるなんて、本当情けない。最近の私、いいとこなしだ。へこむわ。
最悪な気分のまま週明けを迎え、いつも通りなはずの私の日常は、また少し変化していた。
「ミキさーん。ランチ、外に行きませんか?いい店見つけたんですよ!」
私をランチに誘ってきたのは菜々美ちゃんではなく、営業の長谷川君だった。何故おまえが私を名前で呼んでんだ?
「今日は食欲ないから社内で簡単に済ませる予定です」
嘘ではない。誘ってきたのが菜々美ちゃんでも、答えは一緒だ。
「長谷川ー。おまえごときの誘いにミキさんが乗るわけないだろ?ミキさん、俺と行きましょう。こいつよりいい店知ってます」
この人は確か高城君の同期の、、前田君だったか?だからどうして、名前で呼ばれているんだ?
「いえ、食欲がないので、社内で簡単に済ませます」
何度でも言う。例え誰に誘われようとも、答えは一緒だ。