好きな子が可愛すぎて付き合うのが前途多難な件
「わっ」
「うわぁぁあああ!?」
いきなり耳元に声をかけられた俺はみっともなく過剰反応をしてしまった。
昔からどうしてもびっくりさせられることが苦手だ。
そのせいでよくいじられたものだ。
だが高校生にもなって俺にこんなことする人はこの幼なじみしかいない。
「柚!!!」
「あはは何回ビビるの〜?」
当の本人は涙が出るくらいお腹を抱えて笑っている。
毎回毎回よくそんなに笑えるな。
柚は幼稚園の頃から何かと俺をいじり倒してくる。
毎年誕生日はわざわざクラッカーでお祝いしてくるし、お化け屋敷ができると俺を連れて行くし、テストお疲れ様会と称して俺の部屋にやって来たと思ったらホラー映画鑑賞会なんてものを勝手に開催するし。
「顔がいいのに彼女が出来ないのはそういうとこがあるからじゃない?」
「違うわ!」
「うわぁぁあああ!?」
いきなり耳元に声をかけられた俺はみっともなく過剰反応をしてしまった。
昔からどうしてもびっくりさせられることが苦手だ。
そのせいでよくいじられたものだ。
だが高校生にもなって俺にこんなことする人はこの幼なじみしかいない。
「柚!!!」
「あはは何回ビビるの〜?」
当の本人は涙が出るくらいお腹を抱えて笑っている。
毎回毎回よくそんなに笑えるな。
柚は幼稚園の頃から何かと俺をいじり倒してくる。
毎年誕生日はわざわざクラッカーでお祝いしてくるし、お化け屋敷ができると俺を連れて行くし、テストお疲れ様会と称して俺の部屋にやって来たと思ったらホラー映画鑑賞会なんてものを勝手に開催するし。
「顔がいいのに彼女が出来ないのはそういうとこがあるからじゃない?」
「違うわ!」