うわのそらでも恋がしたい。
私の通う高校には,校舎を繋ぐ渡り廊下が,1階と2階の2本ある。
昼休みに1階を通るのは,私のすき"かも"しれない人で。
2階にて両手で頬杖をつくのは,それを眺める私。
見つめるなんて可愛い物でもなくて,ただ何かと同時に眺めている。
ぽーぅと,日差しに眠気を誘われた。
何をするにもうわのそら。
そんな残念JKの私でも,あぁ。
恋がしたいのです。
まじまじと,下目に初めての好きかもしれない人を見る。
今にも視界から外れそうだけど。
爽やかで,当たり障り無く,運動は抜群で学力も程々。
明るく誰にも親しまれ一目置かれるそのクラスメートは。
昼休みに1階を通るのは,私のすき"かも"しれない人で。
2階にて両手で頬杖をつくのは,それを眺める私。
見つめるなんて可愛い物でもなくて,ただ何かと同時に眺めている。
ぽーぅと,日差しに眠気を誘われた。
何をするにもうわのそら。
そんな残念JKの私でも,あぁ。
恋がしたいのです。
まじまじと,下目に初めての好きかもしれない人を見る。
今にも視界から外れそうだけど。
爽やかで,当たり障り無く,運動は抜群で学力も程々。
明るく誰にも親しまれ一目置かれるそのクラスメートは。
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