ミルクティー[短編]



もう1度、唇にキスしようと顔を近付けた。



「―こらっ」


とっくに鳴り止んでいた寝息の変わりに聞こえてきた優太の声。


『…っ!―いつ…起き』


「キスされた時っ」


全部、話し終わる前に優太が話し始めた。




ってか!


キスした時って…




頭で考えれば考えれるほど恥ずかしくなり、真っ赤になっている顔が想像出来るぐらいだった。




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