りんご飴より甘いこと



そんなわったんの目を、
ジッと見つめ返しながら..................



「んーと、ね、
私のクラスはね、コスプレカフェやるよっ!」



そう告げると、わったんは..................



「ふっ、なんのコスプレすんの?」



笑いながら、小馬鹿にしたような表情。



ぅ、そんなバカにしなくたっていいのに......っ。



でも........................



わったんになら、言ってもいいっ‼︎



そう思って。



「.........っ、り、りんごの妖精、」



と、言葉を発したのに、
自分で言うのが恥ずかし過ぎて俯く私。


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