恋愛体質
結局6時25分にもう1度電話をかけた。変なとこで律儀な性分だからかけずにはいられなかったのだ。
「6時25分だよ。」
「起きてるよ。ありがと。」
「じゃあね。」
私はそそくさと電話を切ろうとしたが急いでいるはずのナルがしゃべりだした。
「いつも何時くらいの電車?」
「8時過ぎくらい。今はね。今度からはわかんない。」
販促課になれば今より30分は始業が早くなるはずだ。憂鬱になった。
「明日は一緒に行こうぜ。7時48分の電車に乗るから。6時30分に起こしてよ。」
「はぁ?なんで私があんたと一緒に行くの?っていうかなんでモーニングコールしなきゃいけないわけ?」
「いいじゃん。遅刻するわけじゃないんだから一緒に行こう。じゃあな。明日6時30分ね。」
電話は切れた。
「6時25分だよ。」
「起きてるよ。ありがと。」
「じゃあね。」
私はそそくさと電話を切ろうとしたが急いでいるはずのナルがしゃべりだした。
「いつも何時くらいの電車?」
「8時過ぎくらい。今はね。今度からはわかんない。」
販促課になれば今より30分は始業が早くなるはずだ。憂鬱になった。
「明日は一緒に行こうぜ。7時48分の電車に乗るから。6時30分に起こしてよ。」
「はぁ?なんで私があんたと一緒に行くの?っていうかなんでモーニングコールしなきゃいけないわけ?」
「いいじゃん。遅刻するわけじゃないんだから一緒に行こう。じゃあな。明日6時30分ね。」
電話は切れた。