拝啓、元婚約者様。婚約破棄をしてくれてありがとうございました。
本部へ行き、今回の件について報告をした。本部への異動は無くなるかもしれないが、その件も甘んじて受け止める覚悟だ。
部下の管理がなっていなかったから降格もあり得る。
「……半年の減俸とする? え? たったそれだけですか?」
……本部への異動は変わらないようだ。呆気に取られてしまった。
「優秀な人材確保も大事なんだ。この件については他言無用なんだろ? 誰も知らないから本部への異動はそのままだ。レオンだって隊長にならなきゃその後が続かない。レオンは他の隊長と共にこのような事が二度と起きないようにルールを設けたり、これからの公開練習をどうするかなど忙しくなるぞ。今回レオンは減給無しだが、隊長になるのだからこれからの責任は重いぞ」
騎士団長はレオンの肩を叩いた。レオンはすごく痛そうにしていた……私の異動は既に告知されているから変更はなしだそうだ。