没落寸前の伯爵令嬢ですが王太子を助けてから雲行きがあやしくなってきました
その後、1ヶ月かけて領地の書類を全て処理しながらハリーの説得を試みるもやはり納得はしなかったため、仕方なく帰ろうとしたその前日の晩餐で父の伯爵が突然ハリーを嗜めた。
「ハリー。お母様の実家のことを、そこまで悪くいうものじゃない。そんなに嫌なら一同自分の目で見てきたらどうだ?なぁ。フィル」
「「え?」」
2人同時にびっくりして顔を上げた。
「ハリー。お母様の実家のことを、そこまで悪くいうものじゃない。そんなに嫌なら一同自分の目で見てきたらどうだ?なぁ。フィル」
「「え?」」
2人同時にびっくりして顔を上げた。