没落寸前の伯爵令嬢ですが王太子を助けてから雲行きがあやしくなってきました
「そうだ。フィリシティ。秘密の部屋についてだが…その部屋の前まで、俺も行ってもいいだろうか?」
「え?あ、はい」
サロンを出て、地下までレオンを案内する。
「こちらですわ」
「こっちの部屋は?倉庫か何か?」
「はい。みられますか?」
「いや、そうだな。開けてもらっていいか?」
フィリシティが開けるとレオンは中をサッと見回し、すぐに扉を閉じた。
そして問題の秘密の部屋に向き直る。
「なるほど、魔力を感じる。排除魔法だな。だが…もしかしたら…」
「え?あ、はい」
サロンを出て、地下までレオンを案内する。
「こちらですわ」
「こっちの部屋は?倉庫か何か?」
「はい。みられますか?」
「いや、そうだな。開けてもらっていいか?」
フィリシティが開けるとレオンは中をサッと見回し、すぐに扉を閉じた。
そして問題の秘密の部屋に向き直る。
「なるほど、魔力を感じる。排除魔法だな。だが…もしかしたら…」