没落寸前の伯爵令嬢ですが王太子を助けてから雲行きがあやしくなってきました
「ひとつだけ…お願いがある。俺はもうお前への気持ちを隠すつもりはない。今まではリッチモンドがフィリシティに危害を及ぼすことを恐れてひた隠しにしてきたが、ローマンがリッチモンドの弱みを見つけた。もう隠す必要は無くなった。ということで、今度の、建国祭での夜会で俺のパートナーを勤めてくれないか?」
「ええっ?」
「もちろんクランドンの侯爵令嬢としてだ。」
「わ、わかりました」
レオンはフッと笑った。
その笑顔が魅力的でドキッとする。
今まで男性として意識したことがなかったが、いざ意識すると…めちゃくちゃかっこよく思えてくる。
どうしよう…わたし…
訳わからなくなってきた…。
「ええっ?」
「もちろんクランドンの侯爵令嬢としてだ。」
「わ、わかりました」
レオンはフッと笑った。
その笑顔が魅力的でドキッとする。
今まで男性として意識したことがなかったが、いざ意識すると…めちゃくちゃかっこよく思えてくる。
どうしよう…わたし…
訳わからなくなってきた…。